YAMIC初の次世代66000DWTばら積み貨物船「JAL KUMUD」号無事完工、引渡
11月2日、シンガポール船主向けに建造した、同船主向け1番船である66000DWTばら積み貨物船「JAL KUMUD」号が綱を解き岸壁から離れ、初航海に向けて無事出航しました。
本船はYAMICがMES-S設計に基づいてアップグレードした幅広浅喫水で、Tier III及びEEDI Phase III標準に適合した次世代Ultramaxです。本船は2024年1月上旬に建造を開始、6月中旬に搭載、8月中旬に出渠、9月下旬に試海運を完了しました。各検査の結果は設計基準に満たしています。
10月30日午後、YAMICは本船の命名引渡式を盛大に行いました。ゴッドマザーのUpasana Bothra女史、JALDHI総裁V.C.Bothra氏、CEO M.Suresh Kumar氏、Apollo執行役員Pradeep Unni氏、MES-S執行役員船津勇氏、NK船級社上海子会社総経理水流昌克氏、揚子江船業グループ副総経理兼任当社総経理宋書明、COO田村光路、CFO石丸雄次、副総経理陳国強やCMO中尾慎一、総経理助理楊立峰及び各協力者、従業員などが出席しました。
ゴッドマザーのJALDHI董事Upasana Bothra女史は本船を「JAL KUMUD」号と命名し、シャンパンによる儀礼を行いました。ここに爆竹と汽笛は鳴り響き、龍と獅子はともに踊り、楽しい雰囲気の中で命名式が始まりました。新しく命を授かった本船や本船の乗組員の安全な航行を祝福し、建造側に栄誉·船主に幸運と富をもたらすことを心から祈っております。
造船所代表として宋書明は、「YAMICはJALDHIとの良好な関係は、2019年のYAMIC開業式から始まりました。それ以来、ばら積み貨物船からMRタンカー、LPGガス船へとJaldhiからの受注を拡大してきました。この場をお借りして、Bothra氏、Suresh氏、そしてJALDHIの現場チーム全体がこの船の設計と建造に多大な支援をしてくださったことに感謝します。NK船級社とMES-S、そして本船に貢献した一人一人のYAMIC社員に感謝します。みんなの知恵と苦労のおかげで、本船は無事誕生しました。YAMICは引き続き安全と品質の向上に努め、お客様の満足を最高の目標とし、船主JALDHIに価値を創造していきます。」と発言しました。
JALDHI代表のV.C.Bothra氏は、「船舶建造に協力してくださった各協力者に感謝を表し、今後も引き続きYAMICと手を携えて努力し、より多くの目標やブレイクスルーを達成していきたい」と発言しました。
10月30日、各方面の代表の立会いのもと、「JAL KUMUD」号の引渡書類を署名しました。