YAMICファースト・ロットの4万㎥積みDual Fuel LPG / Ammonia Carrierを無事引渡
9月14日11時18分、ドイツ船主HARTMANN向けに建造した、世界で3隻目のトリローブ貨物タンクを搭載した4万㎥積みDual Fuel LPG / Ammonia Carrierが綱を解き岸壁から離れ初航海に向けて無事出航しました。彼女の順調かつ無事な運航をお祈りいたします。
彼女の順調かつ無事な運航をお祈りいたします。
9月13日の午前、YAMICは本船の命名引渡式を盛大に行いました。命名者竜易女史、HARTMANN社取締役会執行役員Ulrich Adami氏、新造船マネジャーIonut Cornea氏、大中華エリアマネジャー龍葉飛氏、プロジェクトマネジャー郭友群氏、上海杜瑞博船舶科技工程有限公司沈輝女史、DNV 船級協会中国北方区総経理晏暁琳女史、江陰マネジャー史勇林氏、船長Klaus-Peter Knothe氏、チーフエンジニアTomasz Zawadzki氏、揚子江船業グループ副総経理兼YAMIC総経理宋書明、COO田村光路、CFO石丸雄次、副総経理陳国強、CMO中尾慎一及び各協力者、従業員などが出席しました。
造船所代表として、宋書明は「4万㎥MGCシリーズは我々にとってHARTMANNグループとの初のガス船契約で、今回命名·引き渡した本船はシリーズ最後の3隻目となり、契約納期より17日前倒しの引き渡しを達成しました。本日の命名引渡式は、YAMIC初のガス運搬船プロジェクトが、各方面のご支援とご協力のもと、成功を収めたことを意味しています。我々はこのプロジェクトからたくさん貴重な建造経験を得ました。Adami氏、IC氏、龍氏とHARTMANNの仕事熱心な現場チームの強力なサポートに感謝します。DNV船級社の専門性と安全・品質基準に対するご指導に感謝します。本船の建造に貢献してくれたYAMICの従業員たちに感謝します。皆さんと一緒に仕事ができて光栄です。HARTMANNグループとの新造船プロジェクトは着実に進んでおり、第二のプロジェクトである3.6万㎥ LEG Carrierの3隻は今現在計画通りに建造が進んでいます。更に第三のプロジェクトも設計段階に入っています。私たちはHARTMANNチームとの緊密なパートナーシップを大切にしており、今後も友好的な協力関係を拡大していくことを期待しています。YAMICは安全、品質、顧客満足度を向上させることに力を入れ、建造に携わるすべての方々と共に、大切な船主のためより安全な、より環境にやさしい、より性能の優れた船舶を建造していきます。私たちはこの美しい地球で最も安全で専門的なグリーンスマート船舶建造所を目指しています。」と発言しました。
HARTMANN代表として、Ulrich Adami氏は「YAMICが建造した姉妹船「Gaschem Europe」と「Gaschem America」は、省エネと環境に優しい本シリーズの船の特徴を十分に示しています。YAMIC、DNV船級社、HARTMANNの優秀なチームの協力のもと、この船も同じような活躍をすると信じています。プロジェクト遂行の過程で、設計から建造まで、すべての関係者が友好的に協力し共に努力することが、プロジェクト成功の重要な要素だと思っています。この連携で築いた信頼がこの案件に続く3.6万㎥のLEG運搬船3隻と2.5万㎥のLPG運搬船3隻のプロジェクト実現の強固な基礎を築きました。YAMICが世界トップのクリーン船舶建造所になることを目指していることを知っています。我々Hartmannがその発展への道に貢献できることを誇りに思っています。」と発言しました。
命名者の龍易女史は新しい船を「GASCHEM AFRICA」号と力強く命名し、華麗にロープを切ってシャンパンの儀礼を行いました。ここに爆竹と汽笛は鳴り響き、龍と獅子がともに踊ります。新しい船や船に乗っている乗組員の航行を祝福し、建造側に栄誉·船主に幸運と富をもたらすことを心から祈っております。
「GASCHEM AFRICA」号の引渡書類は9月11日に署名されました。この船の引渡により、弊社とHARTMANNグループとの初の共同プロジェクトが無事成功しました。