YAMIC初の63200DWTばら積み貨物船「DARYA SATYA」を命名・引渡し
2月29日、各方面の代表の立会いのもと、DeepakDongre氏、宋書明氏、上山淳一氏が「DARYASATYA」号の引き渡し書類に署名し、YAMICはChellship向けに建造した63200DWTばら積み貨物船「DARYA SATYA(マーシャル群島船籍)」を引き渡しました。
2月29日、YAMICは船主のChellshipと共に、新船の命名引き渡し式を盛大に行いました。教母Shreenidhi Dongre女史、Chellship代表のDeepak Dongr氏、Rakesh Krishnan氏、Debabrata Ghosh氏、俞海港氏、王路波氏、DNV代表の史勇林氏、三井物産株式会社代表の武井智彦氏、曾炤佳氏、金井隆幸氏、田野氏、揚子江船業グループ副総経理兼任当社総経理宋書明、CFO上山淳一、COO田村光路、副総経理陳国強や総経理助理中尾慎一ら代表が署名・命名式に出席しました。
どらや太鼓が鳴り響き、龍と獅子が共に踊り、喜びの雰囲気で命名式が始まりました。教母Shreenidhi Dongre女史、Chellship代表のDeepakDongre氏は、新船が象の頭の神ガンニーサ(Ganesha)とインドの水神ヴァルナ(Varuna)の庇護を受けるよう、インドの伝統的な祈りを行いました。
造船所代表として宋書明は、「春節を含め、建造期間は約10ヶ月でした。この過程で、船主、船級、造船所は良質で高性能な船舶の建造に力を入れました。各方面の協力のもと、本船および後続船はより優れたパフォーマンスを発揮できると確信しています。本日、いよいよこの船は誕生の節目を迎えます。船主の現場チームとDNV検査船士のご支援とご協力、そして船の建造に関わったYAMICの従業員のたゆまぬ努力に感謝します。引き続き船主や船級と緊密に連携し、より安全で環境に優しく、国際競争力のある船を建造できるよう努力していきます。私たちは船主と世界市場のニーズに合わせ、一隻一隻の船を心を込めて建造していきます。」と発言しました。
船主代表のDeepakDongre氏は、「代表取締役のLal Chellaram氏に代わって、YAMIC、DNV船級及び監督チームに、この新しい船を建造する過程の努力に感謝を申し上げたいと思います。Chellshipは環境の持続可能な発展に取り組んでおり、グリーン運航の分野に重点的に注目します。DARYA SATYAは同時に省エネで環境にやさしい優位性を備え、そして先進的な省エネ設備があります。今日のインドの伝統的な祈りはpujaと呼ばれていますが、インド語でpuは純粋で縁起が良いという意味で、jaは誕生を意味し、pujaの儀式はこの船の誕生を祝うものです。船名「DARYA SATYA」は「真実の海」という意味です。我々の船団の22番目の船として本船を歓迎します。」と発言しました。
教母ShreenidhiDongre女史は新しい船を「DARYA SATYA」号と命名し、ロープを切ってシャンパンによる儀礼を行いました。ここに爆竹と汽笛は鳴り響き、龍と獅子はともに踊り、楽しい雰囲気の中で命名式が始まりました。新しく命を授かった本船や本船の乗組員の安全な航行を祝福し、船主に栄誉と富をもたらすことを心からお祈りします。
「DARYA SATYA(DNV船級)」は2023年4月28日着工、2023年10月7日船台搭載、12月4日進水、2024年2月2日に試運転から無事に戻り、約10ヶ月をかけて完成しました。
そして3月1日、本船は綱を解き埠頭から離れ、初航海に向けてて無事出航しました。本船の順調かつ無事の運行をお祈り申し上げます。