YAMIC初の29,800DWTセルフアンローダー・レイカー「ALGOMA BEAR」を引渡し

2024-02-19

 活気に溢れた春節後初の勤務日、私たちは新たな目標を目指します。 

 2月18日は辰年春節休暇後初めての勤務日。YAMICはカナダ船主向けに建造した29,800DWTセルフアンローダー・レイカー「ALGOMA BEAR(カナダ船籍)」を無事引き渡し、本船は処女航海に向けて出航しました。

「ALGOMA BEAR」はYAMIC初のセルフアンローダー・レイカーで、1機1軸で2枚の舵を有するデザインで、クローズドループタイプのスクラバー、耐磨耗低抵抗塗料、エネルギー消費監視システムおよびFuelOpt省エネシステムなどを採用しています。また、機関区域無人化及び五大湖運航の特殊要件を満たしており、更に、柔軟な操船性、省エネ・低環境負荷、高度自動化、荷卸しの利便性などの特長を持っています。本船の主要目はLpp225.53m・B23.77m・Dm14.25m、設計喫水8.15m。船級はLRとなっています。

JBL監督チーム、LRそして造船所の協力の下、本船は2022年12月6日に加工開始し、2023年6月16日に船台搭載、9月4日に進水、12月25日に試運転から戻り、約14月をかけて無事に完工しました。

2月6日、YAMICとALGOMAは、引き渡し調印式を行いました。

「ALGOMA BEAR」が安全で順調な航海を送ることを、また船主と関係者にますますの発展と繁栄をもたらすことを心から祈っております。