大河内海運向け82500DWTばら積み貨物船を引渡
5月16日、YAMICは、日本船主である大河内海運向けに建造した82500DWTばら積み貨物船「PAN CONCORD」号(パナマ船籍)を引き渡し、本船は処女航海に向けて無事出航しま
5月15日、大河内海運株式会社社長大河内啓介氏、揚子江船業グループ副総経理兼YAMIC総経理宋書明、CMO中尾慎一が引渡書類に署名しました。した。
5月15日の午前中、YAMICは大河内海運と共に本船の命名引渡式を盛大に行いました。Sponsor橘侑花さん、命名者Jung Sangjin氏、大河内海運株式会社社長大河内啓介氏、同社取締役大河内理恵女史、Pan Ocean大型貨物部運営部Kwon Hyewon女史、Pan Ocean中国支社Chung Seungin氏、賢英海運社長平川亨氏、三菱商事株式会社マネジャー山口徹氏、伏志彦女史、株式会社中国銀行備後広島地区本部執行役員伊藤泰三氏、同行船舶金融センター室長多川大介氏、ClassNK上海事務所所長水流昌克氏、揚子江船業グループ副総経理兼YAMIC総経理宋書明、CFO石丸雄次、COO田村光路、副総経理陳国強、CMO中尾慎一氏及び各協力者、従業員などが出席しました。
造船所代表として、宋書明は「YAMICに対する信頼と選択していただいたことに心から感謝致します。Class NKの水流昌克氏と李樹勝が率いるチームのプロフェッショナルなサービスに感謝致します。JBLのBernie氏と監督チームのご助力に感謝致します。平川亨氏の継続的なサポートに感謝いたします。本船建造に携わった一人一人のYAMIC社員に感謝しています。皆さんの知恵と努力のおかげで、本船は今日、無事に私たちの前に姿を現すことができました。本船は、YAMICが大河内向けに建造した2隻目の船で、YAMIC初の4代目のカムサマックスばら積み貨物船です。研究開発を通した設計の継続的な最適化により、本船は従来よりも大きな積載量、低燃費、長い航続能力を実現しました。これは船主により良い経済効果をもたらすだけでなく、世界の海上輸送の省エネ、グリーン化のトレンドにも合致するものです。YAMICは引き続き安全と品質の向上に努め、お客様の満足を最優先の努力目標とし、大切なお客様のために、より安全な、より環境にやさしい、より性能の優れた船舶を建造します。私たちは世界で最も安全なグリーン船の建造者になることを目指しています。」と発言しました。
命名者のJung Sangjin氏は本船を「PAN CONCORD」号と命名し、本船や本船の乗組員の安全な航行を祈りました。スポンサーの橘侑花さんはロープを切ってシャンパンで本船の誕生を祝いました。ここに爆竹と汽笛は鳴り響き、龍と獅子はともに踊り、参列者はともに本船の無事の航海、造船所の栄誉、船主の幸運と富を心から祈りました。
大河内啓介氏は「新しい船にとても満足し、YAMICと再び仕事ができることを期待しております。」と表しました。本船の姉妹船も今年引き渡す予定ですが、YAMICは本船の経験を生かし、お客様が満足する、環境にやさしい高品質の船舶を建造していきます。
「PAN CONCORD(NK船級)」は2023年7月4日着工、2023年12月26日船台搭載、2024年3月11日進水、4月30日に試運転から無事に戻り、約10ヶ月をかけて完成しました。本船の順調かつ無事の運行をお祈り申し上げます。