日本船主向け82500DWTばら積み貨物船「AIN AL KASFAH」号をYAMICで無事完工、命名・引渡

2024-07-05

7月4日、YAMICにて日本船主向けに建造した82500DWTばら積み貨物船「AIN AL KASFAH」号は、綱を解き埠頭から離れ初航海に向けて無事出航しました。

本船はYAMICが建造した4代目のカムサマックスシリーズの2隻目の船で、主要目はLpp229m・B32.26m・Dm20.15m。研究開発を通した設計の継続的な最適化により、本船は従来より積載量、燃費、航続能力などが大きく改善されています。これは船主により良い経済効果をもたらすだけでなく、世界の海上輸送の省エネ、環境の持続可能な発展のトレンドにも合致するものです。

7月3日、大河内海運株式会社社長大河内啓介氏、揚子江船業グループ副総経理兼YAMIC総経理宋書明、CMO中尾慎一が「AIN AL KASFAH」号の引渡書類に署名しました。

調印式に続いてYAMICは新船の命名引渡式を盛大に行いました。スポンサーの橘実玖さん、ASYAD Shipping副主席·命名者Kim Tae Kwon氏、大河内海運株式会社社長大河内啓介氏、株式会社広島銀行執行役員並びに今治支店店長吉崎能章氏、ClassNK上海事務所所長水流昌克氏、揚子江船業グループ副総経理兼YAMIC総経理宋書明、CFO石丸雄次、COO田村光路、副総経理陳国強、CMO中尾慎一氏及び各協力者、従業員代表が出席しました。

命名者のTae Kwon Kim氏は本船を「AIN AL KASFAH」号と命名し、スポンサーの橘実玖さんはロープを切ってシャンパンで本船の誕生を祝いました。ここに爆竹と汽笛は鳴り響き、龍と獅子はともに踊り、参列者はともに本船の無事の航海、船主の幸運と富、造船所の栄誉を心から祈りました。